よしレポ〜新社会人の気まぐれ食レポ〜

よしレポ~新社会人の気まぐれ食レポ~の裏側を書き綴ります 。

新感覚!お好み焼きの話



『訳あって、店名と料理の正式名称を

お伝えできないのが悔やまれる』



一体、どんな訳があれば

このような事態になってしまうのだろうか...



このブログを運営する理由の1つである

”あの投稿の裏側” を語っていく



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家族3人(兄は不在)で、

あるお好み焼き屋さんに行った

ここには何度も行ったことがあるため

「今日は何を頼もうかな」くらいの

軽い気持ちで入店した






席に案内されると、お水とともに

その時期のオススメや期間限定商品を

店員さんが説明してくれる





ただ、オススメではなく

来る途中に考えていた「食べたいもの」を

注文するのがいつもなのだが





その店員さんの説明が上手で

料理がとても魅力的に見えたので

思い切って期間限定のお好み焼きを

注文してみることにした
















父は、何が食べたいかという話を

家族でしている際に

「牡蠣が食べたい」

と言っていたのにも関わらず

お好み焼き屋に連れてこられた身だった。




その本来の欲望を店内で思い出したのか


「牡蠣がのった
お好み焼きにする」


こう言って、

牡蠣が5つ乗った料理を注文していた























数分後、

香りや見た目も申し分ないお好み焼きが

テーブル上の鉄板に入場した

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小さなコテで食べやすいサイズに切り




待望の1口目...!















おぉ....















豚玉という広大な大地の上で

ネギが青々と広がる草原を

とろろがとめどなく溢れる水を

卵が生命の美しさを見事に表現しており





まさに"完成された"お好み焼であった
















父の方を見ると、何か不思議そうな顔をして

お好み焼きを眺めている








「牡蠣がのったお好み焼き」なのに

牡蠣が1粒も見当たらないのだ















店員さんは、確かに注文通りの料理を

持ってきてくれた。








「ありがとう」と言って受け取った手前、

肝心の牡蠣がない状況に

困惑している様子であった。








「店員さんに聞いてみたら?」

と父に言うと








「いや、スライスして
入ってるんかもしれん」








と頑なに店員さんを信じており

そのまま食べ始めた














怪訝そうな顔をしている父をよそ目に

ふわとろお好み焼きを堪能していると

事件が起こった





















ガリッッ














!?!?!?!?














口の中に変な音と

それまでなかった食感が広がる














砂抜きがちゃんとできていない

アサリを食べた時のような食感....














まさかと思い

その"ガリガリするやつ"のみ

口の中から出してみた

(汚い話でごめんなさい)








白い...







みたことある...







『卵の殻』であった







それも、決して小さくない







1センチ×1センチ ほどの


大きな殻が1枚 

目の前に現れた。














「まぁ、こんなこともあるか」







そう思って気にせず食べ進めると

またもや殻が見つかった。







先ほどのサイズと同じか

もう少し大きいくらいの殻が

2枚も入っている






カルシウム満点
お好み焼きであった



















一方、まだ見ぬ牡蠣に想いを馳せていた

父も我慢しきれなくなったのか






「ちょっと店員さんに聞いてみる」

と、お好み焼きの4/5を食べた時点で

突然思い立ったように言い出した











牡蠣を食べてから「牡蠣がのっていない」と

言っているという推測が容易いこの状況で


なんともクレーマーまがいのことをする

挑戦的な父に驚いた












私は決して言わなかった。







タイミング的にも

空気的にも絶対に言えなかったのだが







その時確かに












もっとはよ言わんかい
















という思いでいっぱいであった










隣に座って黙っていた母も

おそらく同じことを思っただろう








店員さんを呼び

緊張のジャッジタイム!






父ののどちらが正しいのか!





店員さんの言葉は...!















「すいません、牡蠣が
入ってなかったみたいです」
















勝訴















こんなにも微妙な気持ちになったのは

いつぶりだろうか














「もう一度、作り直す」

と店員さんが提案してくれたのだが

もうお腹いっぱいだったので

牡蠣を焼いて持ってきてもらうことになった

(単品メニューとして
 牡蠣のソテーがあったため実現した)







入っているはずの牡蠣が入っておらず

入っていないはずの卵の殻が入っていた

色々な意味で新感覚を体験できた







「これが入ってないとか、
   なんで気づかんかったんやろ」



遅れてやってきた牡蠣を食べながら

父がボソッと呟いたこの言葉に

何も返すことができなかった

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店名を言ってしまうと、臨機応変な対応を

してくれた店の中傷になるので

今回は控えさせていただきます。